──まずはコンサートについてお伺いしたいのですが、今回のツアーの“THRU THE WINDOW"というタイトルに込めた意味合いを教えてください。
小田和正:
あんまり意味合いとか喋りたくないんだけどね。ま、いっか。はっきり“これこれこうです”と上手く説明できないけど……。
“LOOKING BACK”ていうのがちょっと前にあって、“LOOKING BACK”を肯定的に考えようということが、ひとつあって。まぁ、あと同じような視点ということで、自分の気持ちを開いてやれば、そこにはいつも自分の見たいものが見れるんだよ。だからいつも心の扉を開ける準備さえ出来ていればっていうような、それはとっても大事なことかなって思って。“Thru the you will see anything”だっけ? 最初はビルなんかとも相談したら、“you can see”だっけ? 確かに英語的にも日本語としても“開ければ見ることは出来る”なんだけど、でも俺はそんなにはっきり、意志をもって開けなかったとしても見えるんだみたいなことで“you will see=きっと見つけるだろう”って風にしたかったんだよね。で、まぁ、それで何を見るか。嫌なことも見るかもしれないけど、でも気持ち次第でそれもいい思い出になるだろうし。まぁ、閉じることもある時は必要かもしれないけど、とにかくそういうような気持ちでね
それはそれぞれやっている時が一番充実していると思うよね。でも「THRU THE WINDOW」は完成度の高かったステージだったと自分でも思えるかな、うん。…それは、ある程度曲が揃ってきてるのもあるからね…レパートリーがある程度揃っていれば構成も楽なわけだから「THRU THE WINDOW」がしっかりしているのは当たり前なんだけどね。御当地~なんかも含めてね、マイクもついたし(笑)。あのツアーは映画のようにストーリーが出来上がって完成していたからね。曲だけで構築していくっていう…オフコースの後半のライブもそうだったけどね。